中華人民共和国にある遺跡 <万里の長城・世界遺産・歴史>

万里の長城は中華人民共和国にある遺跡である。

ユネスコの世界遺産。

東端の遼寧省虎山から今まで東端とされていた河北省山海関に至り、西端の甘粛省嘉峪関まで総延長は88518km。

一般に長城を作ったのは秦の始皇帝だと認識されているが、現存している「万里の長城」の大部分は明代に作られたものである。

戦国時代から趙などは北の異民族に備えるために長城を建設していた。

また北に備えるだけではなく戦国七雄の国境間にも長城が作られていた。

始皇帝は中華を統一した後に中国の中にある長城は取り壊し、北に作られた長城を繋げて大長城としたのである。

この時の長城は土製であり、馬や人が乗り越えられなければ良いということでそれほど高い城壁ではなかったという。

また現在の物よりかなり北に位置し、その東端は朝鮮半島に及んだ。

前漢の武帝は匈奴を追って領土を拡張したので、長城は西の玉門関まで拡張された。

その後の五胡十六国時代に異民族の力が強くなり、北魏は南よりの現在の線に新しく長城を築いた。
update:2010年07月19日